筋トレ中にタバコ?吸わない人とでは、効果も違います!

筋トレにおいてタバコは好ましくはない、というのは皆さんご周知の通りです。
最近では、タバコを吸える場所も少なくなってきて、喫煙者には厳しい状況になってきていますよね。

タバコを吸うのは身体に悪いと分かっていても、やめられない人が多いです。
ですが、筋トレ中にタバコを吸うのは、運動能力を低下させ、筋肉合成も阻害するものです。

筋トレとタバコの関係を見て行きましょう。

 

タバコと呼吸

タバコを吸って、限界を感じるのは呼吸ではないでしょうか?
タバコを吸うと呼吸能力は著しく低下しますが、それは、気道抵抗という現象です。

普通に考えて、呼吸をする時は、気道を広げたり、狭めたりを繰り返していますよね。
タバコを吸う方は、喫煙することで出来た炎症と痰で、気道に厚みが出来ていて、必要に応じて筋トレ中に十分な呼吸量を確保することが出来ません。

それともう一つ。
タバコを吸うと一酸化炭素の影響が関係してきます。

タバコを吸った時に、一緒に吸い込んだ一酸化炭素は、ヘモグロビンとの相性が、酸素より数百倍も高いので、身体に酸素がすぐに必要になったら、
酸素を吸って血液中の赤血球と結びつきます。

例えば、筋トレ1時間前にタバコを1本吸ったとします。
そうすると、筋トレ中の最大の酸素摂取量が約10%も減少したことが分かっています。
それと同時に、運動の持続力も約5%減少していることも分かっています。

 

筋力、持続力の低下

タバコを吸うと気道抵抗が起こること。
一酸化炭素の影響で、十分な酸素が確保出来ないことをお話ししてきました。

その状態で激しい筋トレをしたら、どうなるでしょうか?
身体の中で最も酸素が足りなくなってしまい、まず真っ先に呼吸器に最大の酸素が運ばれます。

その為、相対的に骨格筋に行く酸素の量がたくさん減ってしまいます。
そうすると、筋力と持久力の低下という現象が起こります。

また、酸素不足によって、筋肉痛も起こってしまいます。

 

ニコチン中毒症

筋トレをする前に、クレアチン、カフェインを摂取して、筋肉の増強を後押しするブースター成分を摂取する方も多いかと思います。
この時、タバコを吸った場合、ニコチンはブースター効果を、即効で無くしてしまいます。

ニコチンは身体の中ではアドレナリンを刺激する、一種の興奮剤となります。
普段、タバコによって心拍数が早くしてしまっています。

タバコを吸ったことによって、持続的にニコチン露出した場合、交感神経系が全ての興奮作用に気付かない鈍感な状態になってしまいます。

ですから、筋トレで同じ量の筋トレをしたとしても、身体に与えた筋トレの刺激も遅れて感じてしまうようになるのです。

 

ニコチンと筋肉合成の関係

ニコチンはストレスと興奮ホルモンであるアドレナリン、コルチゾールを誘導します。
興奮ホルモンは、質の良い睡眠と休息を奪い、筋肉合成も邪魔します。

特にコルチゾールは、普段の筋トレをオーバーした時に、多く分泌されて、筋肉の損失を誘導する「筋肉の天敵」とされてきました。
そのため、コルチゾールを排除するサプリメントも販売されています。

タバコを吸うと、このコルチゾールの濃度を高めるので、筋肉の損失がたくさん起こってしまい、筋トレによって新しい筋肉合成をしようとしても阻害されてしまいます。

 

筋トレはタバコと同じ、ストレス解消法になったと言うかたも大勢います。
筋トレの達成感が、身体に変化を起こすのでしょうね。
その達成感に、タバコは不要だということです。

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